複写機・プリンター・イメージスキャナ・ファクシミリなどの事務機器の機能を1つの筐体に収めたものである。
画像データのデジタル処理化に伴って、製品化が可能となった。そのため、デジタル複合機や複合プリンタと呼ばれることも多い。
略語としてMFP (MultiFunction Printer/Product/Peripheral) やSPC (Scan Print Copy)、AIO (All In One) と
呼ばれることもある。
また、次のようなことを行えるものも多い。
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ファクシミリの送信を紙にプリントアウトすること無しにパーソナルコンピュータから行う。
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ファクシミリの受信を内蔵メモリーで行い、それをデジタルデータとしてパーソナルコンピュータに送信する。
近年ではさらに高機能化が進み、特にオフィス向け大型製品において、複雑な機能を持つものがある。例えば、
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HDDを搭載し、データを保存
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InternetFAX機能 : IPアドレス・ドメインネーム・ダイナミックドメインネームシステムでの発着信
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複数の印刷データをいったん保存し、合成して印刷
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パーソナルコンピュータから、データをすべて暗号化してプリント
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ステープラーを付属し、自動的に製本して印刷(フィニッシャーユニットによるもの。パンチ穴を開けたり、
A3の紙を三つ折りにしてA4に製本するなどの機能をもつものもある)
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Javaによるアプリケーションを作成し、ユーザー独自機能の付加
といったものがある。
【メリットとデメリット】
複合機の場合、個別の機器に比較した利点として、次のような点があげられる。
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設置場所(面積)が小さくてすむ。
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機器の購入費用やランニングコストが安くなる。
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インターフェースや電源供給を一本化できる。
欠点として次のような点があげられる。
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故障・修理時に全ての機能が使えなくなる。
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各機能の使用頻度が高いと、待ち時間が生じる。
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